日付:1998/1/10
合コンの帰り道で私は議事録(つまりこの文章である)を書くことを約束していたので、日曜日は半日コンピュータに向かっていた。
YDとKWは月曜日出張であったので、この文章がみなの目にふれるのは火曜日となった。月曜日にはこの合コンのなりゆきを知りたくてうずうずしているS社員とその彼女であるところのGKから私は何度も「どうでした?」と言って質問をうけた。しかし私は全てをYDにゆだねることにして何も発言しなかった。
さて火曜日。この文章は参加した男の子全員の目にふれることになった。それと同時にYDとKWから異なる二つの話を聞くことになったのである。所謂Good News, Bad News stuffである。
YDから聞いた話は以下の通りである。彼は月曜日にPENTAXに電話をした。「彼女は絶対本音は言いませんから」と前置きした上で彼は言った。彼女達が「楽しかった」と言っていたと。付け加えて段ボールと朝市が帰る時に二人で「こんなに楽しい合コンって初めてだったね」と話していたそうである。
我々が懸念していたMARINEがあまり発言しなかった件について聞くと「彼女は本当にお嬢さんなので、いつもああいう風に静かなの」と言われたそうである。これはGood Newsと言ってもいいだろう。
KWからは別の話しを聞いた。帰りの地下鉄はKWだけが別の路線であった。電車に乗り込んだKWは目の前にどこかでみた二人連れがいるのをみてぎょっとした。PENTAXとMARINEである。我々は反省会が終わってから帰ったので、合コンが終わってから一時間以上はたっていたであろうか。彼女達は「早くかえらなくちゃいけないから」と言って2次会をパスしたのではなかったのか?一番遠くに住んでいる筈のMARINE(ちなみに緑区である) が何故いまだにここにいる?KWはそのまま気付かれないようにそっとその場所を離れたそうである。この話しは悪意にとればBadNewsである。
もちろんKWのエピソードには別の解釈をつけることもできる。早く帰らなければいけなかったのは段ボールと朝市であって、あとの二人はそれほど時間に追われていたわけではない。残ろうと思えば二人残れたのだが、まあそうはしなかったと。
あるいはPENTAXとMARINEは久しぶりに会ったので二人で話しがしたかったと。OKそう考えようじゃないか。
とにもかくにも文章はみんなの目に触れることになって、S(♀)もめでたく読むことができた。-彼女が最終ページを読んだところで右手を上げていたがそれは特にこだわらないこととしよう。
さてこの後の話しは当事者である私でなくても期待が高まるところであるが、実のところ簡単にピリオドが打たれることになった。
9月29日にYDが私に話しかけてきた。「あの合コンのことですけど。。。」声のトーンだけでなにがおこったか想像がつく。
「合コンのリターンマッチ(バーベキューである)は、どーなったんだよー」と聞くYDに対して、PENTAXはなにかと別の話しをして明確な返答を与えなかったそうである。要するにこれでおしまいということだ。
悲しい話しだがしょうがない。彼女達と彼らの未来に幸福があることを祈ろう。
(追記)結局この話はリターンマッチの合コンならびに、鍋+カラオケが行われた。リターンマッチの様子については、HappyDays12章参照のこと。
男の子全員に:おまけにGentleSの目にも触れることになった。彼のセリフによれば「登場人物の一人として読ませてもらいました」だそうである。戻る
そうはしなかった:実際女の子達は半分だけ残るといったことを「絶対」しないようである。戻る