日本IBMの取り組み

2005-12-06 08:19

日本IBM、ユーザーの“使い勝手”を研究するラボを大和事業所に新設

日本IBM、研究開発施設「DCE イノベーションラボ」を新設

将来の携帯電話は、ギャル仕様も老人仕様も思いのまま?

ユーザーに応じてUIを切り替える。むかーしからある話だけど、何故これがはやらないのか。問題はどこにあるのか。

使用頻度に応じてメニュー項目を自動的に切り替える機能は全く使われなかった。一つには

「世界知である確率、統計と人間の感覚(生活知)の違い」

があるように思える。統計的に見ればあなたは99.6%このメニューしか使いません、といわれたところで0.4%に遭遇すると

「メニューはどこだ」

と不快に感じる。その不快感は、99.6%使用時の「便利さ」を吹き飛ばすほどだ、とかなんとか。

しかしIBMが携帯はともかくとして自動車内のUIに注力しているというのは面白い話だなあ。

ついでに

デザインセンターのオフィス風景。好きな模型などをデスクに飾ってよいという

がでてるけど、IDEOなんかに比べるととっても机を整然とならべて堅い感じだなあ。日本ではIDEOみたいなオフィスってできないのだろうか。