実験住宅「ユビキタスホーム」へ引っ越してみた
2005-12-14 10:05
風呂のお湯の温度を調整するのに大苦戦し、フィノはまるで言うことを聞かず、ユビキタスホームといっても住んでみればオール電化の家との違いは説明しにくいなぁ、などと思いながら、日々は過ぎていく。
なんでも
今回のユビキタスホームの滞在実験では、生活に必要なエアコンのコントロール、テレビの操作はすべてフィノを通して行うように、というルールが課せられた。
なのだそうな。これは悪夢だ。今の音声認識はメーカーカタログになんと描いてあろうがとにかく恐ろしい代物だ。そしてこの場合学習するのはロボットではなく、人間なのであった。人間はいつの間にか機械相手のしゃべり方を学習してしまう。
全く思いつきで物を書くが「学習できないインタフェース」というのはどうだろう。常に予想とずれた結果が返ってくるのだ。人間同士というのはそういう傾向があるのだろうか、ないのだろうか。