時価総額
2006-01-17 13:24
というわけでチンピラを最初はまつりあげ、上昇方面で使い道がなくなると今度は落とす、といういつものパターンである。堀江君もTVとかたくさんでたからいいでしょう。
この記事で印象深いのは以下のコメント
「株価イコール市場の判断と思われがちだが、実は違う。人為的につくられるものだ。時価総額に合理性なんてない」
そもそも「市場」ってなんなのか。時価総額になんの意味があるのか。
米国のITバブル絶頂期に、ウォールストリートの人気者だったベンチャー企業とつきあったことがある。日本でジョイントベンチャーを作らない?といえばかならず「うちは5bilion companyだから」と話をごまかしていた。
でもってバブルがはじけその会社の株価はいまや$1あたりをうろちょろしている。初値はたしか$50くらいだったかな。。(その後何度か株式分割をしているが)
思えばはかないお祭りであったな。
でもってそのFive Billion に何の意味があったのだろうか。と疑問はいだきつつも、株価に何ごとかの意味を見出す人は後をたたない。
さあ、これからは個人も株式投資の時代です、、というCMもよく見る。「時代」ってなんなんだ。
株式市場で株を売り買いする、ということは配当を除けばゼロサムゲームだ。つまり誰かが儲かっているときはそれだけ損をしている人がいる(証券会社は動けばとにかく儲かる)前述のCMは
「カモさん。ネギしょってお集まりください」
という呼びかけのようにも聞こえるのだが。