我が家におけるyoutubeの使い方

2006-08-02 11:23



というわけで我が家においてはすっかりYoutubeへの依存度が高くなっている。その利用方法は。


一番多いのが子供のリクエストである。救急車を見せろ。イルカがジャンプしているところを見せろ、ピーターパンを見せろといった要望があるたび、それらしいキーワードを打ち込んでみる。するとほとんどの場合なにがしか動画がでてくる。


中には「ジェットエンジン推進の救急車」とおぼしき動画があったりして、彼の理解がゆがむのでは、という懸念もないことはないのだが、まあ細かいことは言わない。


今まで一番チャレンジングだった課題は、彼のお気に入りの車を見せろといわれたときだ。車体は普通のSUVなのだが車輪が異常にでかい。記憶の底をあさってMonster Truckという単語を入れてみればビンゴである。


ピーターパンの動画(日本語版ピーターパンの歌が彼のお気に入りである)を見ているときには、トリビアがアップロードされていることを知った。そしてピーターパンが子供だけに囲まれている事実に隠された恐るべき事実を知ったのである。(知りたい人はYoutubeをpeter pan triviaで検索してみてください)


もうひとつはなつかしのミュージックビデオを見るため。時々ふと思い立つのはそういえばCall meという曲があったなあ、とかSpice Girlsとか好きだったな、とか。


iTunesのビデオを購入してもよいのかもしれないが、私にとってはYoutubeの画質で十分満足である。あれこれ探せばたいていでてくる。ダウンロードして変換してGoromi-TVに放り込めばご機嫌に閲覧できる。


話は突然変わる。なんでも2011年には地上デジタルというものにTVが移行するのだそうな。現在でも視聴できて画質がよい、との評判だが、某カレー屋で見たWカップの芝のモアレには正直あきれた。あれで画質がよいだって?何?元はMPEG2だって?このご時世に。


というわけでさて移行には何をすればよいのか、と見てみればいろんな言葉が山のようにでてくる。私はエンジニアの端くれだからなんとか理解してやろうと思ったが放り投げた。こんなものわかるか。


同じく私が理解をあきらめているのが「次世代DVD」と呼ばれるBlueなんとかと東芝のなんとかだ。ぼんやりと解説を見ていて思うのが、これらが徹底的にコンテンツ提供者側の都合にそって作られたものだということだ。著作権の保護について「DVDの失敗」を元にあれやこれやの仕掛けがしてある。結果として私のような怠け者エンジニアには何のことやらさっぱりわからない。地上デジタルもコピー回数に対して強烈な制限がつけられていると聞く。あの芝のモアレを見るためにそんなもの誰が使うか。


Youtubeが著作権についてさまざまな議論を巻き起こしていることは知っている。しかし一ユーザとしてみたとき、あの貧弱な画質であっても、気軽にどんな映像でも見ることができることには地上なんちゃらとか次世代なんちゃらとは比べものにならないメリットを感じる。2011年の当家における映像視聴形態はどうなっているのだおる、、とはなかなか興味があるところだ。Goromi-TVをYoutubeのフロントエンドとして使えないか、、とは半ばまじめに考えているのだが、FLVの再生がなあ。。