映像はメッセージである
2007-04-06 00:00
とうとう選挙管理委員会が削除依頼を出すそうなのでいつまでもつかわからないが以下の二つの動画を見よう。
「映像の世紀バージョン」
<object width="425" height="336"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/4oSDvB-XZ-M"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/4oSDvB-XZ-M" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="336" FlashVars="movie_url=http://d.hatena.ne.jp/video/youtube/4oSDvB-XZ-M"></embed></object>
「オリジナルバージョン」
<object width="425" height="336"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/5Tg5H3fz39M"></param><param name="wmode" value="transparent"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/5Tg5H3fz39M" type="application/x-shockwave-flash" wmode="transparent" width="425" height="336" FlashVars="movie_url=http://d.hatena.ne.jp/video/youtube/5Tg5H3fz39M"></embed></object>
オリジナルほうはまあネタとして心穏やかに見ることができる。しかし「映像の世紀」バージョンの力はどうだろう。これに
「大正時代反政府活動家として活躍した外山の演説風景です。」
とまじめなナレーションをかぶせられても違和感がないではないか。
画面を白黒にして劣化させ、あの音楽をかぶせただけでここまで印象が変わる。すなわち映像は「記録」ではなく送り手の「メッセージ」である、ということを雄弁に示している。
TBSが得意な「誤解を与える表現」などを使わなくても題材によってはここまで送り手の「意思」を載せることができるのだ。