iPhoneさわりました
2007-08-09 00:00
潜水艦でドイツにいった日本の軍人がMe-262の試験飛行を見たときはこんな気持ちだったのだろうか。というわけでいきなり引用。
坂井氏は冒頭、海外で発売されて話題を呼んだiPhoneについて、「アレはケータイ? それともコンピューター?」と問いかけた。猪子氏は、iPhoneについて「海外らしいもの」とし、そのインターフェイスについて「目的の為に直線的、合理的なもの」と評価した。
猪子氏は、自身のインターフェイスについての考えを語り、「本来、インターフェイスは使いやすくするためにある。ケータイでメールするとき、伝えるためにしょうがなくボタンを押している。今回actfaceでは、行為自体を楽しく消費するような、ボタンを連打したくなるようなものを考えた。これは日本特有」と述べた。
Kスタ、au design projectの新コンセプトモデル公開Kスタ、au design projectの新コンセプトモデル公開
そうだね。「日本特有」をかかげるしか今のところ方法はないよね。
使ってみての脊髄反射的感想
- 今まで携帯情報端末というと「動いていることに意味があり、快適性など求めるほうがおかしい」と頭のどこかで思っていた。しかし入力に対する反応には何の妥協もない。操作に対して遅滞なく情報が動いていく。
- ボタンをなくし、そのスペースをフレキシブルに使うことで、こんな体験を生み出せるとは思ってもみなかった。(もちろんボタンをなくせばよいというわけじゃないよ)
- 横にすると2chの閲覧もらくらく。
- キー入力が予想より楽なのにも驚いた。ただし調子にのって早くうとうとするとやはりミスが増える。しかしソニーのPEG-NZ90などとは比べ物にならないほど入力は楽。(比べる対象が間違ってますか?)
- しばらく使った後auのケータイを触ると頭に浮かぶ言葉はただ一つ「前世紀の遺物」
Jobsはアップルの従業員にただでiPhoneを配ったと言う。もちろん従業員の努力に報いるという気持ちもあるのだろうが、実際にこの製品に触れてもらうほど協力は宣伝はないのではないか。そう考えると「広告費」としてもその費用を考えているのかもしれない。
これはケータイとは全く別物だ。