ネタ帳Webアプリを夢想する

2008-05-30 00:00



最近得た結論。Webアプリとして構築された「ネタ帳」がいるのだ。


い寿司屋は、魚の本当にいい部分だけを残して、他は惜しげもなく捨てますよね。自分でルールを作り、同じことを情報について行う。するとウェブ上のプライベート空間に、最高のネタがびっしり敷き詰められます。グーグルに淘汰されない情報空間を自分で作るわけです。そしてそのネタを使って最高の寿司を握る、つまり知的生産に繋げていくのです。

グーグルに淘汰されない知的生産術 - My Life Between Silicon Valley and Japan グーグルに淘汰されない知的生産術 - My Life Between Silicon Valley and Japan




自然石構築法では、アイデアを「石」として使う。おもしろいと思った文章、写真、図、引用、絵、参考書などの断片である。これらの「自然石」を集めて、論文、レポート、本、台本といった「壁」を作る。


「文章読本by G.M.ワインバーグ」より



日常生活で何かについて考えたとき、ブログに書くことにしている。メリットはいろいろあるが、読み返してみて自分の浅はかさを思い知ることができる点が一番大きい。私にとっては何かを作るより批判する方が楽だし得意なのだ。その批判を自分の文章に向けてみると、あーら不思議。一番馬鹿なことを言っているのは自分でした、と落ち込むことができる。うれしくないですね。


そんなことはどうでもよい。問題は、思いついたことを適当に並べただけではちゃんとした文章にならない、ということだ。ブログのエントリーにする前に、まずネタを集めなくてはいけない。そのネタを組み合わせて初めて文章ができる、、、と少なくとも私個人に関していえばそうらしい。


というわけで、netagoro.com(仮称)はこんなものでなければならんのかな。



と要件を書いただけで満足してはいかんのだが。どうです。これ社内のイントラで共有しても面白いと思いませんか?と先日某会社に言ったが没になったな。


ちなみに↑の要件で、多分あまり普通の人は取り入れないだろう機能は


「閲覧しているネタと「関連がなさそうな」RSSを自動的にどんどん表示する機能」


なぜこれがあるかといえば、私の考えでは「嗜好にあった情報を提示」というのは蛸壺を量産する行為であり、好ましくないからだ。おそらくこれについては別に書くことがあるだろう。