パウシュ教授が亡くなった
2008-07-30 00:00
数日遅れだが、このブログでもなんどか取り上げたパウシュ教授が亡くなったのを知った。
Randy died this morning of complications from pancreatic cancer.
RandyPauschInformation
書籍化された「最後の授業」」
を読み、彼の"Last Lecture"の背後にあったストーリーを知った。直前まで体長は思わしくなく、大人向けのオムツをつけるべきか迷っていたことなど。映像から見る彼の姿からはそんな気配はみじんも感じられなかったが。
彼のサイトを読み、はたして奇跡は起こるのだろうか、と考えたこともあったが、やはり医師の診断は的確だった。
彼は私より2年ばかり年上。というかほとんど同じ年である。子供達も似たような年か。
仮に私が余命数か月と診断されたとして、「最後の授業」のようなスピーチをすることができるか?そう考えると欝々とした気持ちになる。
日常生活では嫌なこと、いやな人についてあれこれ考えることも多い。しかし常に上を向こうとしたほうがいいし、そうするしかないのではなかろうか、と最近考えている。