はてなブックマークをする時こころがけていること
2008-08-07 00:00
はてなブックマークという仕組みがある。「これが何か?」という問いに対する答えは人によってさまざまだろう。私自身がどうやって使っているかを顧みるとおおよそ以下のように分類できる。
- 会社で「これは!」というページに出くわしたが、読むのははばかられるので、おうちにかえって読もう、という場合。画像を紹介しあう2chのスレッドなどがこれにあたる。
- 文字通りの「ブックマーク」でこれは便利そうだ、とか珍スポットめぐりに活用しようとか思い「しおり」の意味で使う場合。自分で使うタグを決めておいて、それだけつけておく。「珍」とか「useful」とか。
- 内容を読み、それについて何か書きたくなったとき。
最後の場合ついては慎重になる必要がある。この場合には、つけるコメントはたぶん著者が読むであろうし、同じページにブックマークした人たちも読むことになる。つまり上二つと違い、この場合のコメントは他人が読むことを意識する必要があるのだ。
ではどうする。
私が心がけている(ということは実践が追い付いていないということだが)のは
「ひねって変なところに落とす」
ことである。*1
むき出しの賛辞、あるいは批判は自分の日記に書くことにしている。それはそれで自分の心の内を知る上で重要な情報と思うのだが、私は見栄っ張りなのでそうした顔を見せたくないのだ。
とはいえ、もってまわった批判もなんとなくいやだ。前に本家サイトに書いた内容に対して「このような表現はあなたの品位を傷つけるので残念です」とメールをもらったことがあった。私からすれば素直に「あなたのこの書き方は不愉快です」と書けばいいのに、と思う。あたかも見も知らぬ人のことを気遣っているような言い回しで批判をする、というのは単細胞な私の良くするところではない。
ではどうする。
ひねるのだ。自分の主張は奥深く隠しておいて、ひねってひねって人が予想もつかないところに落とす。100文字という制限の中での
「後方2回宙返り、3回転ひねり。着地はなぜかマットの外側」
というのが私の理想である。そこから私の「意見」がそこはかとなく読み取れるようであれば完璧。
とはいえ、これは「理想」であり言うだけならタダである。今自分のブックマークコメントを読み返してみて、この基準に当てはまりそうなものは60個のうちひとつくらいしかない。ええい、いいのだ。とにかくこれが私が目指すブックマークコメントの姿だ。