行列に並ぶこと
2008-12-15 08:03
土曜日は子供の幼稚園での発表会であった。こういう場合、お父さんはひとりで場所取りのため早くから並ばされるのである。
さてここで問題です。どうやって時間をつぶしましょう。
何人かは新聞を持ってきている。私はそれを横目で見ながらふふん、と思う。やおらポケットからiPhoneを取り出すと産経新聞を読みだすのだ。
何度かこのブログで書いているが、iPhoneのタッチパネルの反応のよさ、拡大縮小、移動のスムーズさは発表から2年を経過しようとしている今日でも群を抜いている。小さな画面で、大きな紙面を軽快に読むという夢が実現しているのだ。
あわせて産経新聞の英断にも敬意を表したい。彼らはこれでどのようなモデルを作っているのだろう。広告の露出が増えるからいい、ということなのだろうか。
しばし新聞を読んだあとふと眼をあげる。列は以前より伸びている。そして待っているお父さんの何人かは本を読んでいる。
ううむ。
最近”ビットの泥沼”という言葉をかかげている私としては、彼らと比較して自分が閲覧している情報自体が、泥沼の一部であることに気が付く(その時読んでいたのは2chだった)
となるとやっぱりiPhoneで本読めるようにしないと。。物理的な本を購入すると、iPhoneで閲覧できる電子データも付いてくるとかそんなサービスはないだろうか。いや、やっぱり物理的な本ほしいしさ。電子データだけではやはりどこか心もとない。
あるいはこれは”過渡期に生きた人の戯言”なのかもしれないが。