新インタフェース。。。じゃないよ
2009-01-15 07:38
CESで展示されていたらしいインタフェース。
東芝が展示している「Spatial Motion Interface」(空間モーションインタフェース)は、テレビ上部のセンサーでテレビの前にいる人を認識し、その人の手の動作(モーション)を読み取ることで、コンテンツの選択や、再生/停止、早送り/早送りなどの操作が行える。
【2009 International CES:コンテンツの球体を操る、東芝の手かざしインタフェース - ITmedia +D LifeStyleより引用】
記事を読んでの感想は一言
”いい加減にしろ”
ジェスチャーインタフェースにどのような問題があるかはいくつもの先行研究で分かっているはずだ。あるいは少し使ってみればわかる。
ボタンは偉大だ。押せば、ほぼ100%で意図した反応が返る。対するに”なんとか認識”がでてきた瞬間に、
”これを読み取ってくれるかな”
という恐怖とユーザは常に戦うことになる。
もうひとつが、「ジェスチャーが操作インタフェースになることを利用者が受け入れるか」という利用者意識の問題だ。前者についてはより調整と改良を進めることで改善を図れるが、後者については同社もまだこの“手ぶり”インタフェースをどのように位置づけるか、検討を重ねている段階にある。
【2009 International CES:コンテンツの球体を操る、東芝の手かざしインタフェース - ITmedia +D LifeStyleより引用】
こうした
”とりあえず作ってみました。展示してみました”
なんてのが許されるのは、せいぜい修士課程の卒業研究まででいいのではなかろうか。
Cellのありあまるパワーがあるなら、Goromi-TVでも実装したらどうだ、、、と結局は自画自賛になってしまうのだが。