Microsoftの行き詰まり
2009-03-09 09:05
マイクロソフトが考えるところの2019年の動画があった。
今すぐ僕をその世界に連れ去って! 2019年と言わず…。マイクロソフト事業部プレジデントのスティーヴン・エロプ(Stephen Elop)氏が27日、ビジネスカンファレンスで発表に使ったデモが話題です。マイクロソフトが考える2019年の未来図、動画タイトルは『2019』。
http://www.gizmodo.jp/2009/03/201910_1.html
↑のブログを書いている人は妙に興奮しているようだが、おそらくそう考える人はあまり多くないと思う。
町に情報があふれればどんなにいいだろう、と妄想を広げられたのは10年前の話だ。
今一番考えなければならないのは、情報といかに適切な距離を置くか、ということではないかと思う。誰もがひたすら携帯画面に見入り、親指をせわしくなく動かしているビットの泥沼状態はなんとかならぬものか。
とはいえ、このビデオにはあまり”擬人化エージェント”が出てこないなど、Knowledge Navigatorから進歩したと思える部分もある。いや、進歩というより、単なる”傾向”なのかな?
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細かい点だが、ここで引用されているビデオを見ると、ポインティングデバイスとしてスタイラスを使っているところと、指を使っているところが微妙に混じっている。
どちらにも適した使い方がある、と言いたいのか単にしっかりと考えられていないだけかのか。