会社を辞めるタイプについて

2009-03-04 08:02

こんな記事を見つけた

このうち9人をピックアップ。彼らの上司に電話やメールをして現状を確認してみました。私が尋ねたことは次のようなことです。

 ・彼(彼女)は、なぜ辞めたのか?
 ・在籍中、どのような勤務態度だったのか?
 ・仕事への姿勢や周囲との関係作りはどうであったか?

 上司たちからは、すべてにおいて明確に返答があったわけではありません。むしろ、その多くは遠まわしな表現やぼかしたトーン(口調)でした。それらを以下のようにまとめてみました。

この記事にあげられている項目は確かに多くの場合私に当てはまっていたように思う。中でも”をを”と思ったのは以下の項目。

(g)全身から、妙な「ふきだし」が出ている(体から「毎日がつまらない」「会社に来るのが苦痛」というふきだしが出ているように感じる。それが一向になくならない。前に座ると、それに潰されそうな気がする)

これですよこれ。もちろん”ふきだし”がでていた時期ばかりではないのだが、こういう内面のネガティブな気持ちというのは”ふきだし”として相手にわかるのだ、というのは最近になってようやく自覚した。

笑ってしまうのは

(c)話を1時間以上した場合、30分以上経つと、「学歴」「学生時代」「趣味」などプライベートの話が多くなる。(自分の扱い、待遇などに不満を抱え込んでいる。そのコンプレックスを克服するために、「過去の栄光」にしがみつくか、「現実からの逃避」をする)

私の友達が前に勤めていた会社の社長がまさにこれだった。というか30分といわずに、3分たつと過去の自慢話になりそれが57分続く人だ、と友達はいつもこぼしていた。


いや、”会社を辞める人”のパターンに半分当てはまる人が社長の場合はどうすればいいんでしょうかねえ。もちろんサラリーマンたるものそうした環境にも順応しなければならないのだが。

韓非子を読めば、古今東西を問わずサラリーマンというものは上司にうまく阿るものだ、ということがわかる。阿るという言葉が悪ければ”気持ちよく仕事をするために、適切な配慮をする”ということ。つまり上司が1+1=5と言ってもそれを直接”間違いです”指摘してはサラリーマン失格ということである。

(a)会社に籍を置きながらも、自分の職場や上司、同僚らを冷めた目で見ていた。

職場を冷めた目で見ていてはいけない、と引用した記事の筆者は言う。愛は盲目、というからには職場を無条件に愛するのは冷めた目で見ない一つの方法だろう。

自分がやっている仕事への愛と、会社、上司への愛を両方持つことができればそれは幸せと呼ばなくてはならない。不思議なことに私の友達の話を聞く限り、この両者が両立することがないようだ。仕事を愛している時は上司が、、上司を愛している時は仕事が、、と、かくの通りこの世の中は住みにくい。いや、片方でも愛情をもてればそれは幸せというものか。