メディアの報道を見ていて思うこと
2009-03-05 07:17
特にTVの報道を見ていて思うのだが、彼らはあからさまに民主党に肩入れをしている。麻生首相が漢字の読み間違いをしたニュースと、小沢代表の秘書が逮捕されたニュースの取り扱いが似たようなレベルだ。
何かあればすぐ行われるはずの”緊急世論調査”もいまのところ行われている気配がないし。
嘘でも100回いえば本当になる、とはこの世の真実なのだろう。何もしていない小沢君がいつのまにか”首相にふさわしい人”の世論調査で一位になっていた。そう、彼らの意図はまさに実現しようとしていたのに。
私が知りたいのは、肩入れによって彼らが何を得ようとしているかということだ。
ちなみにブログでみかける”小沢擁護論”を読んでいると、田中角栄の擁護論とそっくりなことに気が付く。いわく、清潔な政治家など一人もいない。いわく、企業献金など大したことはない。
原理原則論に基づいて自民党を批判しているように思える人でも、民主党がこのようになるととたんに原理原則を放棄する人が多いのには驚かされる。もちろん自民党ぎらいが頭にあって、それを原理原則でカモフラージュしているだけなのだが。
そういう意味で言うと、共産党はぶれなくていいなあ、と次の衆議院選挙でも共産党に投票することになるのだろうか。
さらにちなみに、このような状況にあって一丸となって小沢君を支え続ける民主党というのも実に興味深い。私のような素人にはよくわからないが小沢君の”豪腕”とはそんなにありがたいものなのだろうか。ところで”豪腕”って具体的になんなんですか?やっぱり資金力ですか?