駄目なGoogle Similar Images使い方講座

2009-04-22 06:42

お久しぶりですね皆さん。ダメですかー!(誰もいない教室に講師の声だけが響く)

今日も誰もいないようです。これでこそ駄目講義。さて今日は先日公開されたばかりのGoogle Similar Imagesの駄目な使い方についてです。

Google Similar Imagesすごいですねえ。画像を選べば(そして運よくGoogleそれについてSimilar Imagesを解析していれば)似たような画像がたくさん出てきます。

まずはキーワードNebulaを打ち込んでみましょう。はい、そこいきなり知らんぷりしない。ネビュラといえばスペクトルマンです。何?最近の若い者はなってませんね。あの歌を知らないなんて。

nebula_org.jpg

するときれいな星雲の写真がたくさん表示されます。そこからsimilar imagesというリンクをたどればその写真の類似画像がたくさん表示されるわけです。ほら、見事なくらい同じ写真が並びました。

ここで

"Google先生すごい!"

と叫ぶ人もいるかと思いますが、先生はそんな反応は認めません。ここは駄目な使い方講座なのです。駄目な道を目指す人間がそこで感動してどうする。少しページを送ってみましょう。

nebular-good.jpg

nebula-good2.jpg

ほら、すごいですね。色が少し違っていても、あるいは同一の写真ではなくても、似たような画像を探し出してきます。

とはいえここで感心するのは間違っています。というか今先生がやってみせた閲覧方法自体が間違っている。駄目な使い方を学ぼうとする者は、まず一番後ろの検索結果から閲覧するものなのです。 ほらでてきました。


nebula-0.jpg

おそらくは右手に映っている人物に反応したものでしょうか。しかし見事に元の星雲の形を識別しています。この調子で検索結果20ページ近辺を探してみましょう。

nebula2.jpg

これも味わい深い。おそらくは右手の人物に反応したものでしょう。そう思ってみれば彼の顔に星雲が見えてくる。さて最後は最高難度の写真です。

nebulra-3.jpg

もはや茶色くてふわふわならどうでもいいという感さえあります。さすがのGoogle先生も20ページ目になるとこのような結果を出してくれる。これでこそ駄目講義を開いたかいがあるというものです。拍手!

(空っぽの教室に拍手の音がこだまする)

つけくわえておきますが、すべての星雲でこのような駄目な結果が得られるわけではありません。この場合茶色がキーポイントのようです。仕事中に何やってるんでしょうね、私は。やっぱり駄目ですか。

それでは今日の講義はここまで。次回は駄目なGoogle Time Lineの使い方です。