ビットの泥沼よりもう少しましな表現
2009-04-14 07:34
何かの名前をつけるのが得意だ、と思ったことは一度もない。
その昔空手部に相手をけがさせるほど強力なやつがいた。私はそいつを
”デストロイヤー橋本”
と呼んだが、ある男は
”クラッシャー橋本”
と呼んだ。後者のほうがいいに決まっている。
さて、私が嫌悪してやまない”ビットの泥沼”であるが、同じことを意味しているかどうかは別として、”スナックカルチャー”という言葉が生まれているようだ。
米国のGoogleなどの検索エンジンで「Snack Culture」を調べてみると、このような短い動画だけではなく、iPodなどで楽しむ音楽や、E-Mailで来るエンターティンメント情報など、あらゆるネットで得られる「細切れになった情報」のことを、総じて「Snack Culture」と呼んでいる、ということがわかるが、やはりその雄といえば「YouTube動画」であることは論を待たないだろう。 http://news.ohmylife.jp/news/20070802/13700
Youtube,にこにこを見ていると確かに短い動画があっているなと思う。goromi-tvを使っていても同じように感じる。”スナック”という言葉は言いえて妙だ。
しかしスナックだけでは健康を損なうように、そうした軽い情報ばかりに浸ることは精神へのダメージを引き起こす。
昨日のよる”お父さんのくせは?”と5歳の息子に言われた。なんだろうねえ、と答えると
”お父さんのくせはパソコン。いつもさわってる”
と言われた。ビットの泥沼は胸まで来ているようだ。
とはいえ最近iPhoneに触る時間は意識的に減らしている。本を読むのだ。(会社のアカウント宛てに来ているメールを見ると精神衛生上よくない、というものあるのだが)
ビットの泥沼にはまらないためにはどうすればよいか。そのためにあれこれ試行錯誤が続く。