映画評:トランスフォーマー/リベンジ

2009-07-03 06:48

アトラッシュ。僕はもう疲れたよ。。というわけで本家から改変しつつ転載。

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いや、前作でこりておきな がら、続編を見に行く私が悪いとわかってはいるのだ。でも時間があうのこれしかなかったんだもん。

始まって30分くらいは"ふふふ。期待を0にしておけば失望もしないのさ"と思っていたが甘かった。"一眠りして最後だけみようか"と 本気で考えてしまった。

でてくる巨大ロボットがやたら細かい造作なので、何がおこっているかわからないのも、敵味方の区別がつかないのもお約束。今回の新機軸 は

"錯乱"

で ある。登場人物がとにかく錯乱してきーきーわめき続ける。大学の寮にはいる主人公についてきた母親まで錯乱し

"あの部屋にうちの息子が住んでるのよ"

とわ めきちらすあたりまではいいとして、そこらへんでフリスビーやっている人間を襲い始めるのは何なのか。米国人だとあのシーンみて面白いと思うのか。でてく る女の子はみんな"米国人好みの安っぽい美女"。体の微分係数が大きく、目が"ぎー"っとなっていて髪が長い。これも私の趣味ではない。

とはいえ 一つだけ面白い台詞があった。ロボットは変身するとみんな車の類いになるのだが、

"人間が神に作られたとしたら、あいつらを作ったのはなんなんだ"

と軍人 がつぶやく。そりゃ観客のつっこみだ。宇宙からきた生物がSR-71になるのはなぜなんでしょうね。ちなみに今回米軍は大活躍である。最近の映画でF- 22はよく見るがB-1Bまで登場したのには驚いた。っていうかそもそも他の国にいきなりこんなに兵器もちこんでいいの か。

他には何も書く事がない。"ふーん。米国の小中学生ってこういうの面白いと思うんだ"と考え続けるのだが、なぜこんなに長いのか。この 内容で2時間半にしてしまうところは理解しがたい。やっぱり途中で一眠りすることを考慮してるのかな。

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Terminator4の監督と、この映画の監督がお互いののしりあった、というニュースの見出しを目にする。私の考えでは両方ともゴミだが、短い分だけTerminator4がよいかな。

米国で暮らす人にとって、大学に行く、というのは生まれ育った家をでるということと同義語のようだ。というか少なくともそのように扱われているのをよく見る。

そしてこれも伝統に従ってかルームメイトというのが必ず存在しているようだ。ルームメイト残酷物語はいくつも聞いたし、自分も少し体験したがそれでも貴重な時間ではあったかもしれない。