なぜJapan got Talentという番組が作られないのか
2009-09-28 07:04
例によってGoromi-Tubeであれこれ見ていると、いろんな動画に出会う。
Britain got talentという番組で、さえない容姿の携帯電話セールスマンが見事な歌を披露。多くの人の感動をさそったのは記憶に新しいところ。
昨日知ったのだが、America got Talentという番組もできているのだな。それどころか私が判別できないヨーロッパの言語版もあったような。
↑この二人、いかにもアメリカっぽくて好きである。
さて、これだけ世界で受けるのだからJapan got talentという番組ができてもいいと思うのだが、今のところそうした話は聞かない。
原因についていくつか考え付いたことを書いておく。
・日本人は"素人が見事な芸"をみせるより"素人が素人っぽくふるまう"ことが好きなのではないか。そもそも"見事な芸を称揚する"という要素が薄いように思える(少なくとも今の日本の芸能世界では)
・Youtubeで有名になるのは見事な芸を披露したものばかりだが、この番組の売りは、イマイチな芸への"辛辣で容赦ないコメント"とも聞く。心やさしき日本人にはそうした厳しさは受けない。
しかし思うのだ。陰と陽との強烈なコントラストなしには、強い輝きはありえないのではないかと。
・そもそも素人で見事な芸をする人が少ない。楽器を演奏する兄弟がでてきても、↑のような独創的なものはあまりないのではなかろうか。
今までにない、新しい試み、それが見たいのはどの分野でも同じ。