みんなで知恵を出し合うが、何も決めない
2009-09-16 07:25
ただ単に引用しておきます。
「日本人はシステムやソフトウエアの設計・開発には向いていない。なぜなら、要件を決められないからだ。システムで何をする、どう実現するということを、選択肢を示して選んでもらおうとしても決めることができない。どの案にも一長一短があり、どれも捨てがたいといって、結局、要件が定まらない」と言うのです。
さらに彼はこう付け加えました。「ようやく要件が決まったかと思ったら、今度は『私が責任者だ』という人が次々に出て来て、決まったはずの結論を覆していく。こんな人たちに情報システムを作ることはできないし、我々も仕事にならない」
via: 第28回 日本企業を見限ったインドの"システム屋"から学んだこと - ダメな"システム屋"にだまされるな:ITpro
しかしなんですね。大きな日本企業では"判断を下さない"ことが一種の美徳というか道徳になっているのではないかと思える場合がある。
こう言う時に日本語は実に便利で、なんだか結論を曖昧にする方法には事欠かない。同じ会議でも英語にすると、少なくとも論理がむちゃくちゃなのはよくわかるようになる。(状況の改善にはあまり役立たないけど)