人生を設計する

2009-09-17 08:13

本家の方に書いたことだが

"自分の人生についてたてた予想はすべて外れている"

次の就職先も見つかっていないのに会社をやめるなんて信じられない、と思っていたら自分が34歳の時にそれをやることになった。そもそも30になったら見合で結婚すると豪語していたのだが実際に結婚したのは39歳の時だった。

Steve Jobsも有名なStanford Universityでのスピーチで言っている。Connecting the dotsと。後から振り返ってみれば自分が行ってきたことが役に立ったことがわかる。しかし前もってそれを計画することはできない。後から振り返った時にだけdotがconnectされていたことに気がつくのだ、と。

先日別の記事を見つけた。

「キャリアは不確実で、その8割は予期せぬ 偶然の出来事によって支配される」


「予期せぬ出来事が個人のキャリアを左右する。だからこそ、その偶然から逃げるのはなく 積極的につくり出し、その出来事を最大限利用しよう」

via: FPN-仕事とか生き方に悩んでる人へ「計画された偶発性理論」

この記事を読んで気がついたもうひとつのことは

"自分が何を望んでいるかはなかなかわからない"

9年ほど前、私は生れ故郷に帰り、大きな会社で硬い仕事をやって暮らそうと決意していた。しかしあれこれあってその決意は実現されず、今は生れ故郷から数百キロ離れた小さな会社で働いている。

この間いろいろなことがあったが、自分がどんな仕事をしているとき楽しい、やりがいがあると感じるかはやってみるまで分からない、というのは痛感した。それに気がついたことが良かったのか悪かったのかはまだわからないのだが、とりあえずわからないことだけは確かだ。

というわけで心の内なる声の赴くままにじたばたしたり、わーわーしたりすることにしたわけだ。このブログの標題の下に書いてある

Make some noise

とはそうした意味である。