大きくなったら何になりたい
2009-10-05 06:55
プリキュアというアニメがある。娘が好きなのでGoromi-Tubeで見させられるのだが、その歌詞は疲れたサラリーマンにはつらいものが多い。
"大きくなったら何になりたいのか"
この質問から目をそらして日々を暮らしているわけだが、否応なしに直面させられることもある。
先日こんな文章を見つけた。
中村さんの話「(デザインとアートの違いについて聞かれて) デザインとはすでにあるニーズに対してソリューションを 提供するものであるのに対し、アートとは、こんなことを考えないといけないんじゃないの、 こんなことも必要なんじゃないのといった、ニーズを提案するものである。」
via: ひとりごと
この意味において、私がなりたいのはデザイナーではなく、アーティストだ。私がSI業に異常な嫌悪感を抱くのはおそらくそこから来ている。
あるいは多くの人が言っている次の言葉をかみしめるべきかもしれない。ユーザの期待に100%答え、さらに20%の提案を上乗せする、と。
嫌悪感に敏感だったココ・シャネルがなぜ自分のスタイルを生み出したか。彼女は今あるニーズにこたえようとしたのではない。自分から
"スタイルとはこうあるべきだ"
というニーズを提案した人であった。
といろんなことを書き散らしただけで今日のエントリーは終わるのだった。
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というわけでGoromi-Tubeでみつけた今日の動画。
私にはこれが何語かもわからないのだが、多くの関連した作品があることを知る。どこかの国ではこうした動画を作成することが一般的に行われているのかもしれない。