ソニー・エリクソンが歩む遠い道のり
2009-11-05 07:17
ソニー・エリクソンが初のAndroid携帯を"発表"した。問題はその内容だ。
美しい"コンセプトビデオ"それに実機デモ
ごらんのように、「もっさり」や「遅い」を超越して「頻繁に固まる」「じっと待っていると動く」レベルのレスポンスで、評価できる段階ではありませんでした。
via: ソニー・エリクソン初のAndroid携帯 XPERIA X10 発表、国内版も登場予定
iPhoneを最初に見たのはAppleのサイトだった。スムーズに動く画面に圧倒されたが
"実物がこんなに動くわけない"
とも思った。そのあとJobsのプレゼンを見た。あの通りだった。これはどうしたことか。
それから比べれば、ソニエリのほうがはるかに"親しみ"がもてる。デモビデオを作るのは大変だが、本当に動作する実機に比べればなんということはない。
これからの遠い道のりを考え、顔もしらないがソニエリのエンジニアには同情せざるを得ない。
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とはいえ、このコンセプトデモにもあまり感心しない。
いかにも"考えの浅はかなデザイナーが作ってみました"的な無駄な動き。何が必要で何が不必要かをつきつめて考えるよりは、
"とにかくiPhoneにない動きを"
という不純な動機だけで作られたように思うのだ。
付け加えるのは簡単だが、切り捨てるのは難しい。結果として無駄なものがあれこれはいった製品ができるのはこの世の常だが、その点でもソニエリの製品には"親近感"がもてる。