たとえばプレゼンテーション用のシステムを考えるならば

2009-12-15 08:24

そもそもプレゼンテーションとはなんなのか、について考えをめぐらす必要がある。


というわけで今日はつらつらと他のサイトからの引用だけ並べる。

このように、計画の全てを受け入れてもらうことが難しそうな場合、最初から無理に認めさせようとするのではなく、計画を何段階か (フェーズ) に分けた上で、"次の一手の結果を見て判断する" というジャッジに持ち込めないかも検討してみてください。

via: プレゼンを通すために絶対必要な"4つ"のこと - livedoor ディレクターブログ

プレゼンテーションのテクニック(アイコンタクトとか)とは別にはっと思わされた記事。フット・インザ・ドアじゃないけど、とっかかりを低くする、というのは確かに心がけるべき事柄だ。

一般的に、「プレゼン資料を読むだけのプレゼンは駄目」とされますが、私はあえてしゃべりと資料を一致させるよう気をつけておりまして、概ね成功しています。

via: 私が考えるプレゼンを良いものにする「6つの誓い」 - 中小企業診断士 和田伸午のおもしろビジネス放談

書いたことと同じことをしゃべられると理解が妨げられる、という心理学の実験があるのだそうな。それでもこの人は"おおむね成功しています"と主張する。主観はおもしろいものだ。

 もしあなたが何かを「素晴らしい」と思うのなら、それを表現してしまえばいい。聴衆として、われわれは話し手が興奮し、情熱的になり、楽しむことを許している。結局のところ、もし話し手がその話題について情熱的でなければ、どうして聴衆が情熱的になれるというのだろうか。

via: Steve Jobs氏のようにプレゼンテーションをする方法 - builder by ZDNet Japan

これまた根本にかかわる記事。私もこれが一番大事な要素ではないかと思う。仕事では滅多に使うことはないが、裏業務ではこうでなければ発表などしない。

多くの人が勘違いをしているのだが、プレゼンの主役はパワポのスライドではなく、プレゼンをしている本人である。

via: Life is beautiful: スティーブ・ジョブスに学ぶプレゼンのスキル

これも根本にかかわる点。まったく同意。この記事の元エントリーにはこんなことが書かれている。

そんなプレゼンをする際には、相手には出来るだけ私の顔を見て欲しいし、私の話に集中して欲しい。そんな私にとってはプロジェクターは敵以外の何者でもない。プロジェクターのファンのノイズはじゃまだし、薄暗い部屋では相手の表情が読み取れないし、皆で壁の方向を向いていては目と目のコミュニケーションが取れない。

via: Life is beautiful: プレゼン専用、平置き液晶モニター

前にも書いたが最近ではTwitterがプレゼンターの敵になりつつある。仮に話を聞いているにせよ、なぜかみんな下を向いているのだ。

さて、このように"あるべきプレゼンテーションの姿"を考えたとき、それをサポートするシステム、ソフトウェアはどのようにあるべきか?