コンピューター帝国の興亡に書いてあったこと

2010-01-19 07:53

かなり前になるが、コンピュータ帝国の興亡という本を一部だけ読んだ。

うろ覚えであるが、その中にこんな一節があった

アメリカのソフトウェア産業はハリウッドのような、いわばソフトウェアスタジオになるべきである。企業としての資金、管理、製造、配給は行っても、他のものは外部との契約で賄うのだ。ライター、監督、プロデューサーなどにおいて...である。

via: 読書ノート - コンピュータ帝国の興亡

この"映画作りのシステムを他の分野に応用する"という考えはそれからずっと頭のどこかにはりついたままである。

たとえばソフトウェアの製品開発において、映画監督はどのような立場に対応するだろう。プロデューサーは?役者は?などなど。

またあるときには、指揮者とオーケストラの関係を他の分野に応用できないかと考えることもある。ベルリンフィルでは、オーケストラのメンバーが指揮者を投票で選ぶ。指揮者は百戦錬磨のメンバー相手に、興味深いことを提示し続けなくてはならない、とかね。

私はサラリーマンしかしたことがないので、上司、部下という関係に慣れているわけだが、世の中にはそうしたものではない関係が多いことに驚くことがある。その中から興味深い特徴を取り入れることはできないかな、とか。

スカンクワークスの本は買ったけど置きっぱなしになっている。今度あれを読んでみるかな。