斜め上へ、もっと斜め上へ
2010-03-31 07:42
昨日の"待望のAndroid端末発表 by au"には笑わせてもらった。
Wilcom D4をAndroidで再現、といった趣のある"何か"である。そもそもこれはなんなのだ?
なお、通話は可能だが、ハンズフリー通話となるため、音が周囲にも聞こえてしまう。平型イヤホン端子を使ったイヤホンマイクや、Bluetoothヘッドセットなどを使っての通話が想定されている。
via: Android搭載のシャープ製スマートブック「IS01」 - ケータイ Watch
私の想像力がおいついてないだけだと思うが、誰がどんな状態でこれを使うのだろうか?小型PCにしては、キーボードが小さすぎるだろうし、通話は事実上無理だし。
一つだけいいと思うのは、少なくとも自社開発の端末を出してきた、ということだ。その姿勢は評価しよう。"自分たちで考え、製品を作る"ことは偉大なことだ。
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などという書き方は本来すべきではない。こういう製品が発表されたとき、"大人"の正しい書き方は次のようなものである。
まずはiPhoneやAndroid端末慣れしたメーカーとの直接対決は避け、いい感じに異なるマーケットの開拓したのはうまい気がするし、デザインなどの強みもうまく生かせてる気がする。
via: Twitter / Nobuyuki Hayashi林信行: #KDDI まずはiPhoneやAndroid端末慣 ...
いろいろな会社とつきあいのあるジャーナリストの方はこのようにうまく柔らかく返す。また批判的な意見を持ったとしても、
きょうのKDDI Androidの発表ですが、最初のモデルであるIS01に関してTLの評価は残念な感じ。セカイカメラのBREW版による実空間透視ケータイとの融合は好感されてました。
via: IS01? きょうはセカイカメラと実空間透視ケータイの融合が最大のニュースかな:CloseBox and OpenPod:ITmedia オルタナティブ・ブログ
このように、"TLの評価は"と不特定多数の誰かに代弁させるのが正しい方法である。私も少しこういう姿勢を見習わなくてはならない。
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追記:
今ふと思いついたのだが
だが同社はスマートフォン市場に慎重な姿勢を崩しておず、従来の携帯電話とのバランスの見極めにはまだ時間がかかるとみている。「従来の携帯電話も確実に残る。スマートフォンを使う層と携帯電話を使う層の間にいる"中間層"がどう動くか。市場の動向を見ていきたい」(高橋常務)
via: まずはニッチに慎重に 「出遅れた」auのAndroid戦略 - ITmedia News
この"何か"は、auが社内に対し
"ほら、Smartphoneなんて売れないじゃないか"
と言うための"言い訳"ではないのか?