アメリカのティーンエージャーはこれを熱狂的にほしがる!
2010-04-13 07:13
と思ったのだろうな
若者たちの証言から、この層にとって携帯電話はライフラインそのもの。友人やコミュニティーとのつながり。
via: 速報:マイクロソフト "Time To Share" イベント
そこでXbox LIVEがゲーマー間のコミュニケーションをサポートするように、ソーシャル要素を中心にした携帯端末を目指した。2月に発表したWindows Phone 7とおなじ基盤を使いつつ、若年層の「ソーシャル」志向に答える端末。名称は「KIN」。(家族や血縁といった意味の言葉)。
この製品の作り方はいかにもMicrosoft的だ。ユーザーを徹底的に調査し、"彼らが"がほしがっているであるものを作り上げる。
この製品が普及した場面を想像してみよう。みんな下をむいてひたすらかちゃかちゃ指を動かしている。誰も眼の前のこと、周りにいる人に気を使ったりしない。とにかくネットでつながってなくちゃ!ひたすら指を動かす。
昭和生まれのおじさんにはこれは悪夢のような光景に思える。しかしMicrosoft流のモノづくりとしてこれは正しい。そして実際そのようにしてXbox360は"成功"した。Xbox360にむかってひたすらアメリカンテイストのゲームをやり続ける若者たちの姿もあまり見たくはないけどね。
この
"ネットを介したべたべたな人間関係を促進するデバイス"
にうんざりするのは、一つはそれが実現するである醜悪な光景であり、もう一つは
"素晴らしい製品はこうあるべき"
ではなく
"売れる製品はこうあるべき"
という志の持ち方に起因している。