うんこをもらすことについて
2010-04-16 07:50
先程私はTwitterにこう書いた。
うんこをもらすことは誰にでもできるが、この文章を書ける人は暁の星のごとく稀。 http://www.nakamurahiroki.com/2010/04/31.html
この文書を読んで考えたことはいくつもある。
その昔シニア向けのパソコン教室をしていたときに実感したことだが、教える、という観点からすると女性のほうがはるかに好ましい。
なぜかというと、シニアの男性はかなりの確率で虚勢を張るからだ。
こうですよ、というとそれはもうわかっていると答える。つらつら説明してわかったような顔をしているからじゃあやってみてください、というと全然わかっていない。
いや、それはお前の教え方が悪いのだ、という説もあろうがここでは無視する。
それでもって
人間だれしも自尊心というものがある。私の考えでは始終自分の自慢話(と本人だけは思っている者)をしている人が多いが、そうした人は自尊心の危機にひんしているのではないかと思う。友達が前に勤めていた会社の社長がそういう人だったと聞いた。何を話していても3分後には自分の過去の自慢話になっているのだそうな。
さて
それを頭においてこの文章を読んでみよう。
正直に書いてしまうが、私は2カ月ほど前、スーツ姿でうんこをもらした。こう書いていてもキーボードを打つてに汗がにじむ。つまり自分がうんこをもらしたことを告白することはそれほど恥ずかしいことなのである。
この人はそれを実名のブログで行っている。しかも、その現場で客先に
"うんこもらしちゃいました"
と連絡している。
いや、後から冷静に考えれば"そう言われて怒る人はいない"
という事実にも気がつくのだが、その場でそれができるとは。
あしたは某Twitter使いのバンド様と、某カード会社様にプレゼンがある。
via: Censorable log
両方ともTwitterを絡めた提案だ。もう100%この話になることはまちがいない。
「Twitterは、使いようによっては、ものすごいバイラル効果を生むんですよ」
「ほう、たとえば何かあなたに成功事例があるんですか」
「あ...と。あるにはあるんですが...。言えません」
......。
この人の文章は、完全に虚勢、虚栄を脱ぎ捨てたところに存在している。
"テクニカルディレクターと称して、インターネットで面白いバナーやWebサイトを作ったりした"
という仕事をしているそうなのだが、同じように自称、かつ勘違いしている人は星の数ほどいることだろう。
しかし
彼はこれから"うんこをもらしたテクニカルディレクター"として語り継がれると思うのだが、それは間違いなく彼の仕事にとってプラスとなるだろう。
こういう人は強い。現実世界で出会ったときはよっぽど心しておかなくてはならない。それは力を入れる、というわけではなく、お前も虚栄を捨てろということだ。
現実世界で人と会うのも面白いが、インターネットの世界も楽しいなあ。。
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ここからは少し真面目な話。ラマーズ法を試みながらたどりついた個室がすべて満杯、という状況には不快なほどよく遭遇する。
この場合、もっとも被害を少なくする方法はなんなのか?小のほうにお尻を向けても許されるものなのか?
先日一つの成案を得た。実行するチャンス(不幸)があった場合にはここで報告しよう。