なんで俺のようにできないんだ!

2010-08-03 08:12

こういう物言いは久しぶりに聞いたなあ。





とりとめもないことや愚痴のようなことを書いてきましたが、以上がこの人材募集に至る経緯です。かなりハードルが高いことは承知していますが、願わくば、私と同じような志を持つ「同志」に来ていただければ、と考えています。いっしょにGIGAZINEを高みへ押し上げて、ひとりでは決してできないことをGIGAZINEでいっしょに実現しましょう。私は私と同じような人を、ここで待っています。



【求人募集】GIGAZINEのために働いてくれる記者・編集を募集します - GIGAZINE から引用

ベンチャーを立ち上げる人は、その人なりの夢を持ち、その夢のためなら大きな犠牲を払うことも厭わない。そうでなければそもそもベンチャーの立ち上げなど試みるはずがないのだ。

それはそれとして

"俺にように働け!俺にようになれ!"

という言葉は(明示的には言わないが)年配のこまったちゃんの口からでることが多い。なぜ困ったちゃんかと言えば、この物言いが自己矛盾をきたしているからだ。"俺のようになれ!"はいいが、"俺"は自分でない誰かのようになりたい、と思っているのか?多分そうではないだろう。

年をとると実感することだが、人間は本当にそれぞれ異なっている。何にやりがい、生きがいを見出すかは実に様々だ。そうした雑多なMotivationを会社としてまとめて仕事をなすのが経営者、、と簡単に一般化するわけにはいかない。経営者とその経営手法もまたさまざまなのだ。

他人が何をいおうが、この求人広告に反応して本当にGIGAZINEの中の人が求めるような人が集まるかもしれないし、集まらないかもしれない。それはGIGAZINEの中の人のリスクとチャンスであり、外部のやじうまにはなんともコメントのしようがないものだ。(ただ私は前述の理由により、この求人募集の内容は自己矛盾をきたしており、そもそも要件を満足する人はいないと思っているが)

GIGAZINEの小悪魔ageha編集長へのインタビューは面白かったけどなあ。