またまたSuperbowl+出口の見えないソニーの不振
2011-02-09 07:35
数日前こんな記事がでた。
動画:ソニエリ Xperia PLAY 正式公開、プレイステーション スイート携帯より引用:
さらに蛇足。今来た人のために整理すると、Xperia PLAY は年末に発売予定のPSP後継機 NGP (仮称) とは別の製品。Xperia PLAY があくまで Androidスマートフォンにゲームコントローラをつけた製品であるのに対して、NGP は次世代の携帯ゲーム機・エンターテインメント機器として開発中の製品。
中の人からみれば"ソニエリはソニーじゃないから"ということなのかもしれないが。PSPはどこに行こうとしているのか、と外の人は思うが、中の人にもわかっていないのだろうな。
その混迷ぶりは、Superbowlで評判が悪かった(と思われる)CMにも現れているように思える。
このように単に"気味の悪い"CMを大金を費やして放映してしまう組織というのは何かが間違っているに違いない。
気持ち悪いCMを見てしまった後はこれを見よう。
子供を持つ親ならば、思わず微笑んでしまう、、かもしれない。もうひとつすばらしいのは、Star Warsという共通のバックグラウンドを持ってさえいれば、内容が理解できる点だ。英語がまったくわからなくても問題はない。
Makingを見ると、最終的な作品が"余分なもの"をそぎ落とした結果であることがわかる。
"起動"に成功した後の子供のガッツポーズ、両親のジェスチャ、あるいはForceを使う際のわざとらしい手つきなど。それらを削ったことにより、この動画は"あいまい"になった。より深い形で視聴者の想像力をかきたてることに成功したのだ。
この絞り込み方は見事。
正面からこうした傑作を作る自信がなければ、おとなしく普通のCMを作るのが正しいと思う。
印象には残らないが、悪い印象も持たない。ソニエリのCMとは違って。