スーパーから何がなくなっていくか

2011-03-15 07:24

ここ数日スーパーマーケットやコンビニから物がなくなっていく。

そのなくなり方のパターンが興味深い。

私が見た範囲で共通してなくなっているのは

・乾電池
・ライト

これはわかる。計画停電への備えだろう

・ペットボトルの水(ただし2リットルとかの大きいもの)
場所によっては、500mlとかの小さいものは山積みになっている。またほかの飲料水も山積み。なくなっているのは水だけだ。

・米
・おにぎり

これはわからないでもないのだが、不思議なことにおにぎりがないコンビにでもパンは豊富にあったりする(もちろんパンもなくなっている例も多いが)パンのほうが供給が豊富なためか、あるいは日本人の心に「米」が根ざしているためか。
「米」がなくなっているそばで、パスタとかそばとかはちゃんと残っている。確認していないが小麦粉の類もあるだろう。調理済み惣菜とかは山積みだ。

・女性の生理用品

これもわからないでもない。いろいろなサイトを見ると確保しておけ、という記述が多いし止血にも使えると書いてある。しかしみながそれほど知識を持って行動しているかどうかは慎重に考える必要がある。

↑----(なんとか理解できる範囲)------↑

・ティッシュにトイレットペーパー

これがわからん。どこからもきれいになくなっているし、うちの奥様も家にたくさんあるにもかかわらず山のように買って帰ってきた。もちろんいざというときに使えるのはわかるのだが、きれいになくなるほど優先順位が高いものなのだろうか?

私の年代より上の人であれば、石油ショックの時におこった

「トイレットペーパー、洗剤の不足、買占め」

を覚えているだろう。まさかあれが深層心理に潜んでいるとかではあるまいが。

また場所によってカップめんの類が姿を消していたり、そこそこ残ったりしている。これもどういう現象なのだろうか。

思うに

「その場で誰かが買い込み始める」
「周りの人間が不安にかられ買い込みはじめる」

といった局所的なパニックが発生しているのではなかろうか。

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阪神大震災の教訓から「何をなすべきか」について説得力のある意見がネット上で見られることはよいことだと思う。

前からだが、TVの異常な報道姿勢についてネット上で文句を言っている人が多い。彼ら(TV)が異常なのは今に始まったことではないし、改善される見込みもないのだから、一番確実かつ有効なのは、TVを消すことだと思うのだがいかがだろう。