語学力について

2011-07-13 06:38

本日は、思い込みとうろ覚えだけで書きます。

私の経験から考えたことだが、外国語を学び、使うセンスというものはたしかにあるように思う。いつのまにかへらへらしゃべっている人もいれば、いつまでたっても固まってしまう人もいる。

でもって北杜夫の「どくとるマンボウ航海記」にこんな一節があったと記憶している。

「旅しているとなんか国語もしゃべれる火星人のような人がいる。しかしそうした人が必ずしも人間として上等かというとそういうわけではない」

先日うちの奥様からも同じような話を聞いた。私は第2次世界大戦前夜の首脳会談で、英語、仏語、ドイツ語、イタリア語を全て話すことができたのは、ムッソリーニだけだったと答えた。

でもってここからだねえ

外国語を学び、話す能力と、他の知力は全然連動していない、という結論を導き出そうとするわけだ。脳のなんちゃらがずいぶん進んだ昨今であれば、こういうテーマで研究した人もいないのかな?