Androidケータイの終焉(Motorolaを除いて)について

2011-09-09 07:50

Androidを搭載したケータイ電話のH/Wを作ることがビジネスとして成り立たなくなる、とう認識はあまり広まっていないようだ。

2年後くらいに

「ああ、こんなバカな事を書かなければよかった」

と後悔するのを覚悟の上で、以下の記事を引用しよう。

Lead device concept: Give early access to the software to partners who build and distribute devices to our specification (ie, Motorola and Verizon). They get a non-contractual time to market advantage and in return they align to our standard.

via: FOSS Patents: Shocker for Android OEMs: Google document proposes giving Motorola time-to-market advantage to build Android "lead devices"

GoogleとOracleの特許紛争に関連してでてきたGoogleの内部資料である。ここではGoogleの仕様に基づいて端末を作る会社に対して、新しいバージョンのソフトウェアにアクセスを許可し、マーケットにそれらを早く出す上で便宜をはかることを明確に述べている。

今後はGoogleが所有しているMotorolaがこうした恩恵を受けることは火を見るより明らかである。つまり他のケータイH/Wメーカーがどんなに努力したところで勝てるわけがないわけだ。

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DocomoのWeb版カタログを見ると、最初のページから力いっぱい若い女性限定向けだ。

まるで若い女性以外眼中にない、という姿勢だがここまで徹底すれば大したものだ。

しかしこれからどうするんだろうね。国内メーカーがホソボソと作り続けるAndroidケータイに日本特有の「女子向けスキン」を載せて売り続けるのだろうか。国内メーカーはいつまで「ガラスマ」を作り続けられるのだろうか。