Gorotteを作って&使って起こった変化
2011-12-29 07:03
Gorotteを作り、それを論文としてまとめ、プレゼンを考えているうちに、いくつかのことに気がついた。
「情報で成功してる人は本を読んでますよ。ネットはおやつ、主食は本。ダメな奴ほど、それが逆転していくんです。おやつで栄養価が取れるはずないのに、ビタミン剤(手軽な情報)を欲しがるんです。本の内容をうまくまとめたまとめサイトが欲しいってことに慣れてしまうと咀嚼力が下がって、結局同じ情報を見ても分からないんです。これがネット中毒になっている人の特徴で、全く同じ情報を得ていても、読みが恐ろしいほど浅い」
via: 現代のオトナが捨てるべきこと 『ネット、トレード、自分探し』 | 日刊SPA!
今務めている会社には、誰でも自由に借りられる図書がある。一つの挑戦として毎週(あるいは2週間ごとに)その本を借り、簡単な感想を書くことにした。
最初は「ビジョナリー・カンパニー」とか有名なビジネス書を読んでいるのだが、そのうち飽きてくる。サウスウェスト航空とか、パタゴニアのケースも面白いが自画自賛にはそのうち飽きが来る。結局気がついたのは
「古典はすばらしい」
ということだ。当たり前だが、長い年月読み継がれてきた本にはそれだけの価値がある。文字にすると実に当たり前のことだが、そのことにようやく気がついた。題名だけは聞いたことがあるが、読んだことがなかった本。それを手に取り
「もっと早く読めばよかった」
と何度も思った。ちょっと列挙しよう。
まだまだあるが、これくらいにしておく。
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逆に今年有意に減らしたものは、以下の情報である
・ライフハック的なWebページの閲覧
・Twitterのフォロー数(私のフォロー数/フォロワー数は 19/101である)
・Facebookの購読数(友人として登録はしていても、その人の投稿を読まなくなる、ということ)
・TV番組
結果として、筋力がついたかどうかは知らないが実に快適である。問題は、Gorotteの動作が安定しないことだ。件数に対してスケールしないので、もう全体構成を3度変更している。これをなんとか安定させないと「収集した情報を咀嚼して考える」ことができなくなる。連休の第一の課題はそれだな。
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次に考えなくてはならないのは、接触する人だ。人間は社会的動物なので、接触する人から多大な影響を受ける。端的に言うと
「バカは伝染る」
のだ。
これをどう改善するかはよく考えなくてはならない。