タブレット×2
2012-06-20 06:44
というわけで二日間の間に2種類のタブレット製品の発表があった。
こういった多彩な製品バリエーションと、豊富なアプリケーション、機器連携を武器に他社との差別化を図るが、西大氏は今回のLifeTouch Lについて、「ハードウェアとしてだけみても、iPadと十分に張り合える製品」と述べ、高性能と薄さ軽さを両立させた本製品に大きな自信を見せた。
via: 【PC Watch】 NEC、LifeTouch L発表会を開催 ~「LifeTouch LはiPadとも張り合える製品」
そしてMicrosoftからはSurfaceがでてきた。
全体的にこの製品は、Redmond〔Microsoft〕の人たちによる、とてもすてきな、細部までよく練られた、感動的な作品だ。発表をRedmondでなくわざわざロサンゼルスのMilk Studiosでやったのも、その超モダンでおしゃれな環境にテク系の記者たちを招くことに、ねらいがあったのだろう。まだ正式ロンチは数か月先だが、今日見たかぎりでも、将来性大いにあり、と感じらる。
via: Microsoft Surfaceにさわってみた, 独特のこだわりで超力作になってる
両方の詳細について語ることは今日はしない。しかし一つだけ確かなのは
「両方共AppleのRetinaディスプレイを模倣できなかった」
ことである。
もちろんRetina Dislayには商品価値がないから採用しなかったということもできる。(多分問われれはそう答えるだろう)しかしAppleがiPadもRetinaにすることは2年前からわかっていたはずだ。
特にiPadが先行し大きなシェアを得ている状況では「わかりやすい」差別化の要因が必要となる。しかし両社ともそれはできなかった。
これは大変興味深い点だと思う。ここらへんの事情はもちろん秘密の壁の向こうにあることだから、私のような部外者にはわからない。しかし
工場を持たないファブレスメーカーという印象が強いアップルだが、その設備投資額は実はソニーの2049億円をはるかに上回る。2011年は3320億円を注ぎ込んだ。2012年はさらに増額して、5893億円もの設備投資を行う計画だ。
via: 数字が語るアップル「デザイン経営」のすごみ 設備投資に5900億円 :日本経済新聞
今やアップルはソニーの2倍以上も設備に投資している会社なのだ。そしてその投資の結果をプロテクトすることに関しても非常にうまくやっている、ということなのだろう。
Microsoftはその状況の中で少なくとも
"Me too!"
ではない製品を出してきた。以前書いたことだが、タブレットとPCの違いは画面のサイズではなく、キーボードの有無なのだ。というわけで、タブレットとOSを共通するMicorsoftは、タブレットにキーボードを付けてきた。私は依然として(Apple狂信者という点を差し引いても)携帯電話とタブレットのほうが近いところにあると思っているが、Microsoftのやっていることを理解はできる。
NECは、、、
モデルの澤田由希さん via: [拡大画像]【PC Watch】 NEC、LifeTouch L発表会を開催 ~「LifeTouch LはiPadとも張り合える製品」
とりあえずいいかげん、綺麗な女性(芸能人でもモデルでも)に製品持たせるのやめない?