原理主義者との戦い
2012-09-07 06:45
というわけで、最近原理主義者に戦いを挑む文章を書いている。これがどのような形で人の目に触れるのかはわからん。今のところ一番可能性が高いのが個人サイトにひっそり掲載されることだが。
自分がApple原理主義者であるからして、この戦いは単なる近親憎悪なのかもしれぬ。しかし戦いは戦いだ。私が戦っているのは
・ユーザビリティ原理主義者
・アルゴリズム原理主義者
・デバイス開発原理主義者
・NUI原理主義者
・エージェント指向原理主義者
・コンセプトビデオ原理主義者
などだが、今朝あちこちを読んでいて古い戦いがあったことに気がついた。SF原理主義者との戦いである。
だから今こそ、日経新聞を捨ててSF小説を読んでほしい。
未来を切り開いていた時代の作家たちの感性に触れてほしい。豊かな想像力に圧倒されてほしい。司馬遼太郎を通じて、過去に想いを馳せるのもいいだろう。しかし過去から学んだものを未来へと活かす方法は、SF小説に書かれているのだ
via: 日本の「えらい人」は日経新聞を捨ててSF小説を読んでください - デマこいてんじゃねえ!
こういう「SF小説には未来が描かれている」論を読むとげんなりする。なんだそれは、などというと「これだからSF小説読んでいない人は。。」と滔々と語られるかもしれない。しかしそれにはこの一文を提示するだけで十分だ。
そりゃそうだ、SFですら、よってたかって「バーチャルアイドル」を想定しても、
via: 「初音ミクは神そのもの」 21世紀から新しい宗教が生まれるとすれば、それは初音ミクのようなものだろう。:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)
初音ミクを想像的なかったんだから。
過去のSFが想像できたのは、シャロン・アップルであり、伊達杏子であり、江口愛実であって
初音ミクではなかった。
政府機関、芸能プロダクション、なにか巨大な組織が大衆を操るためにトップダウンするものであり、
ボトムアップで「女神」を生み出すバーチャルアイドルを、過去のSFは想像できなかった。
凄いことなんだぞこれ。
人類の過去の想像力をはるかに超えた存在を、日本は生み出したんだ。
こういう意見が読めるから2chって大好き。おまえがSFを読んだことがあるのか、と問われれば、「あったようななかったような」と答える。しかしそれがどうした?私は確信している。現実とは、SF作家の脳が想像するより、はるかにデタラメで予測不能で馬鹿げている、ということを。
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それはそうと、今年こそ紅白に初音ミクを出場させてくれませんかねえ。紅白の予算があったら、ものすごい演出ができると思うのだ。そりゃもう小林幸子が「紅白から引退してよかった」と思うほどの。
K-POPとか小林幸子とか、いなくなった人のぶんだけ枠余ってるでしょ?出すべきです。いや、出してください。お願い。ここ数年紅白は見てないけど、ミクがでるなら見ます。
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というわけで、ここ数日連続しているMotorola DroidやらKindleやらNokia Lumiaに関してはまた今度。しかしなんだね。Sony はTablet早めに発表しておいてよかったね。この「発表順序」というのもいろいろおもしろい。一番後ろには毎度破壊的なAppleが待っている。それより数日以上早く発表しなくては。。だから自信がないところほど先に来る。