もうAppleはだめだ
2013-01-21 06:57
すいません。題名は釣りです。
理由はわからないが、そうした記事が飛び交う今日このごろ。こんな見出しを見つけた。
2013年初頭、スマートフォン購入予定者の23%がサムスンデバイスを購入予定。一番人気のiPhoneは前回から21ポイントダウン
via: 2013年初頭、スマートフォン購入予定者の23%がサムスンデバイスを購入予定。一番人気のiPhoneは前回から21ポイントダウン
パッと読めば
「そうか。Appleは大幅に下がり、サムソンは23%もの支持をえているのか」
と思っても驚きではない。記事を真面目に読むと
12月に行われたこの調査によると、北アメリカの人の2人に1人が2013年初頭にiPhoneを買う予定であるとのこと。前の調査時には71%の人がiPhoneの購入を予定していたので、20%ほど数値が下がっていることになる
via: 2013年初頭、スマートフォン購入予定者の23%がサムスンデバイスを購入予定。一番人気のiPhoneは前回から21ポイントダウン
おまけに20%ほど数値がさがるのは恒例の「季節変動」とのこと。なんだかなあ。その昔ソ連という国が存在していた時のジョークを思い出した。
「アメリカ大統領と、ソ連の書記長がかけっこをした。翌日のプラウダにはこういう記事がのった"我が国の書記長は、国際レースで栄誉ある2位になった。米国の大統領はビリから2番めに過ぎなかった」
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今や、日本の電機・部品メーカーの先端工場はアップル一色に染まっていると言っても過言ではない。
週刊ダイヤモンドの調べでは、年間売上高の50%以上がアップル向けという冒頭のジャパンディスプレイを筆頭に、コンデンサなど電子部品を供給する村田製作所やTDK、太陽誘電など業界大手も10~20%を依存していることは業界内では公然の秘密だ。
via: iPhone5が大幅減産で "アップル依存列島"に大打撃|inside Enterprise|ダイヤモンド・オンライン
おそらくこの状況は事実だろう。それ故Appleの売上には誰もが敏感にならざるをえない。
それ故、根拠があやふやな情報であってもとにかく記事になるのだろうな。
ペイジの結論はこうだ。「クレージーでないようなことをやっているのだったら間違ったことをやっているのだ」
via: Googleの精神―ラリー・ペイジ、「競争なんてくだらない。イノベーションこそすべて」と吼える
観測を続けるように、このように考えることが正しい、、、とチンピラは考えたりする。