アメリカを攻撃するということ

2013-04-17 06:42

昨日Bostonマラソンで爆発があった。それに対するオバマのコメントを見よう。

最後に彼はこう言っている。

I jus want o reiterate we will find out who did this and we will hold them accountable.

途中にも「必ずこの事件を解明し、犯人、もしくは犯行グループはwill feel full weight of justice」と言っている。

アメリカ軍は無辜の市民を殺害しながら自分たちが攻撃されると、とかいろいろな事をいう人はいるだろう。私が言いたいのはそこではない。

先日ゼロ・ダーク・サーティという映画をみた。その内容が真実かどうかは別として、アメリカが911の首謀者であったビン・ラディンを異様な熱意をもって追跡し、殺害したことは事実である。彼らは自国を攻撃した相手を決して許しも忘れもしなかった。

同じ決意は今回のオバマのコメントからも伺える。それが一見何気なく、かつ平静をもって述べられているところがより恐ろしい。この演説は下手な映画などより深い恐怖を感じさせる。日本だったら

「被害者家族の嘆きと、一人事件を追い続ける老刑事のエピソード」

で忘れてしまいそうだが、彼の国は決してそうはしない。

そう思うと、この国を宣告なしに攻撃したかつての某国は実に愚かだったと言うしかない。彼らが呪文のように唱えていた「一大戦勝後の引き分け」などは考える余地もない。

今やインターネットでこうした映像を自分で見ることができるのは幸いなことだと思う。あるいはこのコメントを見て恐怖を感じるのは私だけかな?

あともう一つ昨日の報道で印象に残ったこと。

BOSTON (CBS) - Witnessing the Boston Marathon attacks, seeing images or aftermath, or even hearing about the deaths could cause some children to be worried and confused. Parents need to be prepared to talk to them about it.

via: Boston Marathon Explosions: Talking To Your Children « CBS Boston

こうした恐ろしい事件を目にした子供にどのように接すればよいかのガイドラインが掲載されている。これは見習ってもいいことだと思う。こんな寝言と憶測の固まりを掲載している暇があるなら尚更そうするべきだ。

今後の捜査で実行犯とアルカイダ系過激派との関係が明らかになれば、大統領は「テロ対策の見通しが甘かった」と指摘され、苦しい立場に立たされることになる。

via: <ボストン爆発>米国民に再びテロの脅威 対策問われる (毎日新聞) - Yahoo!ニュース