iOS7が「強要する」動きのデザイン
2013-07-16 06:30
WWDC2013のキーノートを見てもらえばわかるが、IOS7では画面の動きがより豊かになっている。
それ自体は歓迎すべきことだが、問題はそれをどうやって「デザイン」するか、という問題だ。
従来は静止画を書き、このボタンを押すとこちらに遷移する、で話はおしまいだった。この方法は絵を書いている人間が「どんな遷移が可能か」ということを理解している範囲で成立する。
ディティールではなく、フローにフォーカスしてプロトタイプを作る
via: これからのUIデザインのために、デザインカンプをやめてプロトタイプを作ろう(後編) | MEMOPATCH
重要なのは静止画ではなく、フローになりつつある。どうもこの大きな動きに気がついていない人が多いようだ。
iOS7でどのような動きが可能なのか?これを理解せずにiOS7用のアプリは設計できない。そして困ったことに、IllustratorとPhotoshopだけでは動きの設計ができない。
極端な事を言うが、現時点ではXCode5にさわらずして、iOS7アプリの設計は不可能である。もちろんあなたが紙芝居の世界にとどまろうとするのであればそれは自由だが。
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従来
デザイナー絵を書く。エンジニアに渡しプログラムにしてもらう
というフローが存在したようだ。しかし今はそれが成立しなくなっている。
デザイン段階で、「プロトタイプ専門のエンジニア」が入る必要があるのだ。もちろん従来Illustrator,PhotoShopを触っていた人がXCode触ってもいいのだが。細かいアイコンは最後に設計すればよい。
などと私は何を語っているんでしょうかねえ。