iPhone6を夢想する
2013-07-04 06:38
今日の内容は「いかれたApple原理主義者の妄想」です。そうことわるまでもなくいつもそうですね。
先日こんな記事を読んだ。
ハードのデザインがOSの側に影響を及ぼすことがあるのなら、逆にOSのデザインがハードのデザインに影響を及ぼすこともあるはずだ。筆者は密かにiOS 7で採用された要素――例えば半透明や丸い形状が、次のiPhoneの外観に取り入れられるのではないかと期待している。
via: WWDC 2013所感(後編):新しいアップルと、デザインが持つ本当の意味 (3/5) - ITmedia PC USER
私も全く同じことを考えていた。今回AppleがWWDCで発表した新しいデザインコンセプト。それに貫かれた美しいiOS7のデザイン。それを考えるとき、「衣」たるべきハードウェアが同じコンセプトで作られないわけはないと思うのだ。それほどまでにiOS7のデザインは徹底している。
しかしそれはどういうことだろう?
もう一つAppleが直面している(であろう)問題がある。どうやら廉価版iPhoneは本当に存在するようだ。というか存在しないと話がここで終わるので存在していることにしてください。
問題は廉価版と高級版にどのような差をつけるかだ。Appleは常に「ユーザにとって最高の経験を提供する」製品を発表している。であれば、廉価版とはいえ
「コスト削減と値段の差を正当化するため、CPUのクロック下げちゃいました」
となるわけがない。メモリを減らし、部品の質を落とし、あちこちでほころびを見せる製品を廉価版として売り出す、、、、ある程度はそうなるだろう。しかし性能の差が直接値段の差に結びつくような製品をはたしてAppleが出すだろうか?(多分そうだろうが、ここからApple原理主義者の妄想が始まる)
iPhone5SはiPhone5と同じような形状になる。廉価版iPhoneもどうやら似たような形らしい。ではどうすればいいのか?
昨日ある「アイディア」を思いついた。
岩田さんが、「ほぼ日刊イトイ新聞」という
ぼくのウェブサイトに来てくれたときにね、
「アイデアというのは
複数の問題をいっぺんに解決することだ」という
宮本さんのことばを紹介してくれたんですよ。
via: 社長の代わりに糸井重里さんが訊く「スーパーマリオ25周年」
iPhone6は性能的に廉価版iPhoneと大差はないものになる。一番の差別化要因はそのデザインだ。iPhone6は初めて「デザインの差で価格差を正当化する」製品になる。
携帯は使えればいいよ、という人がいる。そういう人は廉価版を買えばよい。私のように「衣服は清潔で穴が開いていなければよい」という人はユニクロに行く。
しかしそれでは満足できない人がおり、私が信じられないほどの金額をデザイン、あるいは目に見えない品質に払う。iPhone6はそうした製品になるに違いない。iOS7(あるいはそれがでるときにはiOS8か)の美しいデザインと調和し、手にとったときこれ以外の回答はないと思えるような製品がiPhone6だ。
2chならば
「お薬の量増やして置きますねー」
とかかれそうだな。でもこんなニュースもあるよ。
米Appleが、フランスの有名ファッションブランド企業Yves Saint Laurentの前CEOを"特別プロジェクト"のために採用し、ティム・クックCEOの直属とした。
via: Apple、"特別プロジェクト"のためにイヴ・サンローラン前CEOを採用 - ITmedia ニュース