スマホと共存する一つの形

2013-08-13 06:28

考えてみれば、スマートフォン日本勢総崩れの中で、ソニーだけは一応生き延びている。これは他社の状況を考えれば立派なことだ。今朝こんな製品を観た。

無線LAN対応が増えてきた最近のカメラでは、各社とも単に写真を転送するだけでなく、スマートフォンアプリを用意してリモートでモニタや撮影操作、設定ができるものが増えているのはご存知のとおり。

レンズ交換式カメラではレンズ側にセンサーも内蔵するものもありますが、この「レンズカメラ」ではレンズ側にプロセッサやストレージまでの撮影機能をすべて内蔵しつつ、インターフェースは省いてWiFi でスマートフォンなどに任せる製品のようです。

via: ソニーから大型センサ内蔵の「レンズカメラ」、iPhoneやAndroidと無線接続して撮影?(流出写真 - Engadget Japanese

これはスマートフォンと共存する一つの方法だと思う。誰が写真をとるときいちいちこれを取り出すのか、とか文句をつけることはできるが、現実を見据えた上での製品であることは間違いない。

孫の代までソニー製品は買わない、といっている私だがこの製品は少しおもしろいと思った。売れるかどうかは別として。

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さて同じくハードで苦労しているMicrosoftである。

値段を比べるなら、キーボード込で比べんと駄目だろう、とか細かいツッコミどころはあるが、概ねこれは真実だ。アプリの数で差を付けられている、というのは理由にならない。iPadが最初に登場したときは、iPad用アプリはほとんどなかったのだ。(もちろんiPhoneを2倍に拡大することはできたけど)

未だにSurfaceが失敗した理由について納得できる回答を見つけることができていない。この動画を見ていると、負けるわけがないと思う。価格は同等で、より多くのことができる。ソフトウェア(OS)の品質に大きな問題があったとは聞いていない。

失敗したのはSurfaceだけではない。普通のPCもタッチ対応とし、それに合わせてWindows8を売りまくろう、という戦略もうまくいっていないようだ。

"But that now looks to be too high, to be honest." He said IDC would probably drop its touch estimates to between 10% and 15% of all laptops.

via: Microsoft's bet on touch PCs fails to pay off - Computerworld

Microsoftはなぜ失敗したのだろう?MicrosoftはSurface2/Windows9でどのような「回答」を出してくるか。それが知りたい。