社会の木鐸

2013-08-27 06:30

新聞は社会の木鐸なのだそうな。多分編集をしている人たちは真面目にそう思っているのだと思う。

大西さんのtweetでこんなことを知った。

新聞の訪問販売について国民生活センターへ苦情が寄せられた件数が毎年一万件を超えているということで( )これって、オンラインゲーム関連相談件数の三倍くらいある( )もしかして大変なことなのでは。

via: Twitter / onisci: 新聞の訪問販売について国民生活センターへ苦情が寄せられた件数 ...

この「問題」に関して、各新聞社が完璧な回答を用意していることを私は半ば確信している。それは販売店が行っていることで、弊社は関知しません。弊社は常に適正な勧誘を行うことを指導しています、とかなんとか。

載っている事例がまたすごい。

事例1:
12年先までの契約をさせ、解約を希望すると高額な景品代を請求された
事例2:
老人ホーム入居のため、9年間の契約の解約を申し出ると、景品を買って返せと言われた

via: なかなか減らない新聞のトラブル-高齢者に10年以上の契約も!解約しようとしたら断られた!-(発表情報)_国民生活センター

GREEとかDeNAに金をみついで、犯罪行為の片棒をかつぐ行為を批難したい気持ちがちょっと存在する。しかし不幸にして我が家は新聞を購読している。奥様は読まないのに年5万円を新聞屋に払うのだ。ということは、私は「コンプガチャ」に血道を挙げる人とある観点では同列にある。

彼らの「自分を棚にあげる」力には驚嘆させられる。そしてこうした「問題」が決して報道されない事実にも不快感を覚える。というわけでささやかながらここに書いておくわけだ。