Machead V.S. アンチアップル
2013-09-17 07:05
何度か書いたことだが、私のようなApple原理主義者がいれば、ひたすらアップルをけなすことに生きがいを感じる人もいる。
高機能・ブランド力にこだわる従来戦略を転換し、販売台数の拡大を狙って、日本市場では携帯事業者最大手のNTTドコモと組む。両社が交渉に要した期間は5年。苦境に立つアップルとドコモの2強が手を携え、事業の巻き返しをはかる。
via: 交渉5年 ドコモ、契約流出止まらずiPhone参入 :日本経済新聞
この短い文章だけで突っ込みどころが満載だが、ここでまともに相手をしてはいけない。「よく飛ぶ記事」を旨としている日経にマジレスするのは、東スポの記事は正確ではない、と怒るようなものだ。
おもしろいのは、散々「Appleが低コストiPhoneを出す」と言われていたiPhone5Cがそれほど安くなかったことだ。これはiPad miniが出る前の状況とも似ている。iPad miniは思ったほど安くない、と誰もが口を揃えて言った。AppleがiPadを小さくしたのは「安くする」ためではなく、iPad-miniという別の製品を作るためだったのだ。最近会社でiPadminiをさわっているのだが、触ってみないと私が何を書いているかわからないと思う。サイズが違うだけで別のデバイスになるのだ。iPadminiは一人用。そしてiPhoneより大きい。
同じようにiPhone5CはiPhone5Sの廉価版ではなく、「別の製品」なのだと思う。私はSimフリーのiPhone 4S + IIJ Simの組み合わせに至極満足しているがちょっとその将来には暗雲が垂れ込めている。しかしここは楽観的に将来もこの組み合わせが使えると想定しよう。
次は多分iPhone6CとIIJ Simの組み合わせになると思う。iPhone4Sを買った時も6万円だったが多分それくらいで買えるだろう。
でもって
最近面白いマンガを見つけた。
(いい加減な訳) [Macユーザグループの会合で] みんなもしってのとおりAppleは2種類のiPhoneを発表した。 期待されていた安いモデルがでなかったからみんな、アップルは馬鹿なことをやったと言っている。 メディアの評価は渋く、株価は下がり、Androidファンは大喜び。NOKIAですら公式アカンとでネタにしている。インターネットでアップルは笑い者にされている。 君たちApple原理主義者はどう思う?やった!俺達はまた負け犬だ!
90年代に戻ったみたいだ!古き良き時代が復活だ!
トップにいるのは面白く無い。いつでもかかってこい!
アップル対世界全体の戦い。やってやろうじゃないか!
古参のMachead(最近知ったのだが、こういう英単語があるらしいのだが)の気持ちはまさにこれだ。いや楽しい。