Panasonicに感じるかすかな希望
2013-11-18 06:43
というわけで、今や私の中でソニーに代わって「駄目な家電メーカー」の烙印を押されたPanasonicだが(勝手に押してはいけません)最近電車内で見る広告が少し気に入っている。
ハンサムだがちょっと狂気を秘めた男が美女に向かって熱く家電のすばらしさを語る。美女たちは「アホか」という顔で黙ってさる。いや、素晴らしい。
前にも書いたが、誰も「エコ」なんて心から望んじゃいない。(電気代が半分になることに関心を持つ人はいるが、地球環境なんぞ心から気にしている人はいない)多分家電のエコシリーズは前から宣伝していたと思うが、全く内容を覚えちゃいない。しかし少なくともこれは印象には残る。
どうしてもこういう「普通のPR」を置いてしまうところがいまいちだが、まあ見なかったことにしよう。このビデオでも「デザインの工夫をひたすら語る社員と、"デザインがいいほうがいいですよね"と適当に答える俳優さんのかけきひき」といった見どころはあるのだが。
誰も聞いちゃいないが、社内政治的に正しいスローガンを連呼するところから一歩現実に近づいたとは思う。ここからパナソニックはどこに向かうのだろうか?