日の丸家電という幻想
2013-11-20 06:43
80年台に世界を席巻した「日の丸家電」とはなんだったのだろうか。
それから30年たち、日本の家電メーカーは時々狂ったような製品を出してくる。それをとりあげて「これだから21世紀の家電メーカーは駄目になったんだ」と一般論をぶつのが私なのだが、果たしてそれは正しいのか。では70年代80年代、日本の家電メーカーはそれほど立派だったのか。
71年10号「あたたかいばかりが能ではない・電気ジャーをテストする」あらかじめ炊けたご飯を保温するためだけの道具。電子レンジが普及する前なので需要があったらしいが、かなり辛辣via: 古い「暮しの手帖」のくらべ記事を調べてみた - デイリーポータルZ:@nifty
写真の中にある
「第一、この飯のひどさ。メーカーは果たして食べてみたのだろうか」
というのは、昨今の狂ったような家電製品にも等しく当てはまる。
SHARPがルンバに対抗して、ロボット掃除機ココロボの最上位機種COCOROBO RX-V200を12月5日に発売する模様。オープン価格ですが、だいたい13万円ほどになるようです。結構いいお値段しますね。
via: SHARPがルンバに対抗ロボット掃除機ココロボ「COCOROBO RX-V200」を発売 値段は13万円 : キジトラ速報
シャープの中の人はこれ13万だして買ってるんだよね?
何がいいたいかというと、「日の丸家電が世界を席巻したのが幻想もしくは何かの間違いだった」のではないか、ということだ。実はもともとダメだったんですよ。なのに何かの間違いでうれちゃって、ちょっと舞い上がっちゃいました。てへっ、とかいう可能性はないのだろうか。どうも最近そういう気がしてきた。