Cameraが生き残るために
2014-10-09 07:08
Smartphoneの台頭により多くの「家電」が絶滅の危機に瀕している。というか彼らは心の奥底ではそうなるのがわかっていたのだろうな。
いずれにせよ既存のカメラメーカは座して死を待つ訳にはいかない。というわけでいろいろなことをやる。例えばかわいそうなSonyはこんなものを出した。
とりあえず現段階での私の結論は「保留」
QX10の画質に関しては正直「しょぼい」と感じでしまいました。
QX100は「かなり良い」と思ったんですが、なんかRX100持ってるのにこれを買うのはちょいと勿体ないかなぁ、という感じ。
あとやっぱり接続方法に関して言うと、NFCが付いてないスマフォ(iPhone)だと接続が面倒で、すぐに使わなくなりそうな予感もある。
常識で考えればこういうものを創りたくなる。カールツァイスのレンズで画質いいです!スマホを画面がわりにします!
しかし正直なユーザのレビューは散々だ。まだうっているところをみるとそれなりに数はでているのかもしれないが、そもそも誰もまねしないところからして「そんなによくない」ことが推測される。
ほかに何かないのかなあと思っていたが、今日面白い製品をみつけた。
引用元:HTC、iPhone対応小型アクションカメラ「RE」を発表
この「カメラ」にはファインダーがない。それに加えて電源ボタンがないらしい。つまり持ち上げればそれで電源がはいり、使えるようになる、と。
Perhaps the coolest part about the Re's design is what's missing, though: a power button.
これは面白い。即応性はこれまでにないほど高まるだろう。(本当のところは使わないとわからないが)例えばみんなが集まるところで目標を適当に定めて写真をばしゃばしゃとってもよいし、あるいはどこかに固定しておいてコマを落とした撮影とかができる。スマホじゃないから、ずっと固定しておいてもいいわけだ。
こうした製品が「機能を取り去り、特定の使い方にフォーカスした」ことから生まれるのはおもしろいことだ。こういうのはやはりカメラメーカーからはでてこんのだろうな。そして彼らは「こんな画質ではうちの会社では製品とは呼ばない!」と上から目線で「評論」するのだろう。