Wearableじゃなくて

2014-10-08 07:32

「装着することが可能」ではなくて「装着したい」ものを作る、というのは一つの方向かもしれん、と今になって考えだしている。

CEATECで東芝が、HMDを発表したらしい(これはまさにHead Mounted Displayだ)

単なる表示デバイスとなるため、ともすればGoogle Glassに分があるといった声も聞こえてきそうな製品ですが、東芝の担当者いわくこれは実用を考えてのこと。というのも1時間程度でバッテリーが切れてしまうGoogle Glassでは、企業が期待する使い方はできないため。「動作時間のせいで Google Glass は使えません。バッテリーは容量のあるスマートフォンなどから供給した方が使えます。これは新しいガジェットではなく、眼鏡の進化形なんです」と話していました。

引用元:東芝が眼鏡型「Toshiba Glass」2015年発売、スマホと接続。担当者「Google Glassは使えない」 - Engadget Japanese

Google Glassとはそもそも比べるものではない。これは操作する機能を持っていないただのディスプレイだ。

というわけで用途も本来のHMDの用途である業務用である。従って「作業員はこれを着用すること」的な使用方法を想定しているのだと思う。

だから「ウェアラブル」でかまわないわけだが、それにしてもこの外観はなんとかならんのだろうか。

東芝のGlass

引用元:東芝が眼鏡型「Toshiba Glass」2015年発売、スマホと接続。担当者「Google Glassは使えない」

去年のDocomoよりほんの少しマシだが、モデルさんがかわいそうだ。彼女たちも業務だからWearableを身につけにっこりするわけだが、間違ってもプライベートでこれを使いたいとは思わないだろう。