ハッカソンの意味
2014-12-12 06:48
というかそろそろその意味について考えてもいいと思うのだ。今こうしている間にも日本全国でどれだけの「ハッカソン」が行われているか知らない。先日もこんな記事を見た。
「り・こ・ん! り・こ・ん!」会場に鳴り響く、大・離婚コール。11月15日、16日に東京・台場のコワーキングスペース「MONO」で開催した「TechCrunch Hackathon Tokyo 2014」での一コマだ。ハッカソンのテーマは「○○の再開発」。24時間の耐久ハックを終えてできたのは、議事録やクラウドファンディングを再定義する実用的なプロダクトから、暗くて面倒な離婚をカジュアル化するというサービスまで。
私は非社会的な人間なので、
「”自分の”アイディアを元に他人と議論することで、洗練されたり、磨き上げたりする」
のは好きだが
「他人と協力してアイディアを作り上げる」
などということはそもそも考えたこともない。以前百式主催のブロガーイベントに何度か参加した。その際も考えたことだが、数人でグループを作ってアイディアをまとめろ、と言われる。その途端私は自分のアイディアを引っ込め
「うん。それいいですね。それまとめましょう」
という。他の人間がどう思おうと、私は自分のアイディアが一番だと思っている。だから書いたのだ。それを平均を取ったり、多数決を取るなど愚の骨頂。結果として表にでてくるのは面白くない(一発芸的なノリを除けばだが)ものばかりだ。
前掲の記事を読んでも結局
「あー、寝てないから辛いわー。寝てないけどがんばる自分が大好きだわー」
といったノリしか感じられない。そうした徹夜の達成感で
「り・こ・ん! り・こ・ん!」
とか騒いだりするんだろうけど、結局あまた存在するハッカソンから何か有益なプロダクトとか生まれたことあるの?結局全体写真とっておしまいなんじゃないの?
であればハッカソンってなんの意味があるのだろう。人と人とを結びつけるきっかけにはなるかもしれない。他には何かありますか?