新しいMacBookAir(予想図)が示すもの
2015-01-08 07:32
というわけで、正しいApple原理主義者はCESなどには目もくれず、Appleのニュースに注目するのである。先日リークされた「Mac Book Air 12inch」の予想図があれこれの議論を巻き起こしている。
予想図:9 to 5 Macより
接続できるケーブルは2種類、2本、未だほとんど普及していないUSB Type-Cとステレオ出力である。
いくらなんでも削りすぎだろう、と思う。しかし古参のApple原理主義者はそう思ったのが初めてではないことに気がつくのだった。
初代iMacのインタフェースを見たとき「いくらなんでも削りすぎだろう」と思った。(実際LocalPortは直前まで存在していた形跡があるが)iPhoneがでたとき「バッテリの取り外しや、SDカードは?」とは思わなかったが世間はそう思った。そして最近誰もそれを問題にしない。
はたしてこれは本当だろうか?それは(Apple社外の人間では)誰にもわからない。しかし今朝気がついたことがある。これはiPhoneのインタフェースとほぼ等価なのだな。(もちろんLightning CableとUSB Type-Cはちがうが)
なぜMac Book Proが存在するか?あれこれつなぐような人はそちらを使ってもらえばよい。Mac Book Airはいわば「キーボード付きのiPad/iPhone」である、と宣言するつもりなのかもしれぬ。
とはいえ議論が尽きないのは「Mag Safeを削るのはいかがなものか?」という点である。過去に電源ケーブルをひっかけMac Book本体を落下させクラッシュさせたのは私だけではない。このMag Safeは偉大な発明だ。それをUSB Type-Cが代替できるとは思えない。磁石式の特別なUSB Type-Cを開発することもできるだろうが、果たして他のType-Cと互換性を持たせられるのか?
「妥当」なのは、Mag Safeを残し、それに加えてUSB Type-Cを一つだけ設置するというものだと思う。しかし古参Apple原理主義者は身にしみて知っているのだ。Appleは「妥当」な判断ばかりする会社ではないことを。