自分でやるもん!
2015-02-09 06:55
先日書いた「様々な会社がオリジナル番組を制作し始めている」とも繋がる話だが
“Apple seeks a technical, driven and creative program manager to manage backend operations projects for a search platform supporting hundreds of millions of users,” reads the job description for a Apple Search Engineering Project Manager.
引用元:Apple is hiring for its own search engine: Apple Search | Apple | Geek.com
私は狂信的なApple原理主義者だが、車を運転するときにはGoogle Mapを使う。一番の理由は「地点検索」の機能が優れているからだ。かなーり間違った文字列を入力しても多くの場合ちゃんとした結果を返してくる。
最初にiPhoneが発表されたとき、そのサービスの多くをGoogleのものによっていた。そして長い時間かけてそこからだんだん離れてきている。
結局のところ「自分で全部やる」でないと優れた体験を提供できない、、ということになりつつあるのだと思う。どの会社も。一時の「水平分業万歳!」の風潮を知っている身分からすると時代の流れを感じる。
とはいってもかつてのAppleが「なんでも自分でやるんだ!」と身の丈を超えたチャレンジをした時代を忘れたわけではない。これは昨今噂になっているMacがARM系になるとかそういう話ではないよ。そのずっと前にあった話で、Appleが低迷を極めていたときには
「Appleの愚行の最たるもの」
とみなされていたものだ。
私はAppleは検索エンジンを開発するより先に
「Apple製品を買ってくれた人には、2TBのネットドライブを年$100で提供!。具体的に言えば、写真、動画のストレージに困りません!」
というのをやってほしいと思っている。なんならFlicker買収してもいいからさ。これは強力だよ。